今回は、アウトソーシング企業における「昇給・賞与は本当に期待できるのか」という点について、少し深掘りしてみます。
アウトソーシング企業も積極的に正社員採用のところが増えてきました。
雇用条件においても、昇給年1回、賞与年2回といった条件が並び、一般的な派遣会社よりも良く見えることがあります。
でも、ちょっと疑問。
客先常駐で業務内容はほぼ固定。
企業に入ってくる金額も変わらないのに、どうやって昇給や賞与を出すのか?
客先単価はほぼ固定でアップも見込めない、毎月元企業に入ってくるお金は同じなのにどうやったら、昇給や賞与ができるのか疑問に思いました。
調べてみるとアウトソーシング企業は、就業先の雇用形態は請負業務で契約ごとに契約単価を変動させることが可能です。それを会社全体の請負業務を売上・収益にするので昇給・賞与が可能という事です。
いっぽう派遣会社に登録の派遣社員はどうでしょうか。給与となる原資は派遣先企業から提示された派遣社員の個人の時間単価になります。この場合、残業代を除けば毎月決まった給与額で、派遣先から時間給アップが無い限り昇給無し、賞与なんて100%ありません。

【比較表①】アウトソース(請負)社員と派遣社員の違い
しかし疑問に思う事があります。アウトソーシング企業でも就業先の就業形態が請負業務と派遣として従事する場合の2通りあるようです。
過去に面談をおこなったアウトソーシング企業でも、昇給・賞与が記載されてましたが、案件紹介の時点で数件分の案件を見せていただいたときに
「客先の就業形態に準ずる(=派遣)」
の説明が多く、、実際には請負案件ではないケースが大半でした。
つまり、昇給・賞与が制度上は存在しても、実際には発生しない可能性が高い
ということになります。
その時の企業は辞退をしたましたが、あのとき
「昇給や賞与の記載がありますが、実際にありますか」
と確認をするべきでした。
求人票に「昇給・賞与あり」と書かれていても、本当に支給実績があるのか確認することが重要 です。
下の表は雇用形態別にまとめました。
これを見るとアウトソース(派遣)社員と派遣社員との差は、アウトソース(派遣)社員の方が雇用が継続しているという事くらいで、ほとんどメリットはないように感じられます。
もちろん個人によって、働く条件は違うので結果的には自分が納得できるかの話になります。

【比較表②】雇用形態別の違いまとめ
